食料新聞にて、弊社が塩蔵原料の安定供給・加工体制・年間契約による供給力を強みとする原料メーカーとして紹介されました。

株式会社ミナミ（青木浩社長、深谷市岡部）は、塩蔵加工、刻み加工、農業などを手掛ける原料メーカー。　同社が近年、特に力を注いでいるのが人材育成だ。人手不足が続く中で、従業員ファーストの多様な雇用体系を整備し、働きたい人が熱意を持って働ける職場環境づくりを進めている。法令順守はもちろん、従業員の生活を守る制度面の整備を早くから推進。手厚い労務環境が、安心して働ける職場づくりにつながり、従業員のモチベーション向上にも大きく寄与している。働き甲斐の向上を通じて優秀な人材の確保にもつなげている。
　青木社長は「優秀な人材を育成していくことが、最終的に品質向上や生産性の安定につながる。人手不足が深刻な今だからこそ、人材育成に力を注ぎ、お客様からの信頼をより高めていきたい」と話す。
　同社の強みとなっているのが、取引先の多様な要望に応える高度なカット技術だ。同社がカットした野菜は「断面が美しく、商品に付加価値を与えてくれる」と高い評価を得ている。胡瓜、大根、人参、茄子など、野菜の種類ごとに最適な切り方を施し、希望数量の積み合わせ出荷にも柔軟に対応する。保有する１０種類以上の加工機械から最適な設備を選び、加工方法を提案している。
　また、塩蔵加工においては、年間を通じた塩蔵スケジュールを一元管理することで、安定した塩蔵野菜の供給体制を構築している。今後は生産者の新規開拓にも力を入れ、さらなる安定供給と業務拡大を目指す。
　さらに、小規模事業者ならではの機動力も同社の大きな特徴だ。現場まで細かく目が行き届くため、小さな変化や改善点にすぐ気づくことができ、必要に応じて迅速な方向修正が可能。この「気づきの早さ」と「行動力」によって、今与えられた環境を最大限活用し、限られた人員と設備でも高い生産性と品質を生み出している。